「コインロッカーのネジ。」はこなみ詔子による全5巻完結のヒューマンドラマ漫画で、2026年2月19日時点でKindle Unlimitedの読み放題対象です。通常購入なら全巻で2,750円かかるところ、Kindle Unlimitedなら月額980円で全巻読破でき、30日間の無料体験を使えば0円で一気読みできます。
「コインロッカーのネジ。」はKindle Unlimitedで全5巻すべて読み放題
2026年2月19日時点の確認で、「コインロッカーのネジ。」は全5巻すべてがKindle Unlimited読み放題の対象作品です。Kindle版の単品購入は1巻あたり550円(税込)で、全巻そろえると2,750円になります。しかしKindle Unlimitedなら月額980円で全巻読めるため、単品購入と比較して1,770円もお得です。さらに、30日間の無料体験期間中に読めば実質0円で完結まで楽しめます。
「コインロッカーのネジ。」作品情報
| 作品名 | コインロッカーのネジ。 |
|---|---|
| 作者 | こなみ詔子(こなみ しょうこ) |
| 出版社 | 新書館 |
| レーベル | ウィングス・コミックス |
| 掲載誌 | ウィングス(新書館) |
| ジャンル | 少女マンガ/ヒューマンドラマ/群像劇 |
| 巻数 | 全5巻(完結済み) |
| 単行本1巻 発売日 | 1991年9月1日 |
| 最終巻(5巻)発売日 | 1995年2月15日 |
| 電子書籍版 配信開始 | 2016年3月4日(Kindle版全5巻同日配信) |
| Kindle版 単品価格 | 550円(税込)/巻 |
| 全巻購入時の合計 | 2,750円(税込) |
| Kindle Unlimited | 全5巻すべて読み放題対象 |
「コインロッカーのネジ。」のあらすじ
「コインロッカーのネジ。」は、コインロッカーの使用規約の一文から物語が幕を開けます。規則正しい毎日を送る平凡な会社員・八坂弘(やさか ひろむ)は、ある日、駅のコインロッカー付近でスリをしている少女と出遭います。その少女の名前は「ネジ」。生まれてすぐに駅のコインロッカーに置き去りにされ、施設に預けられたのち、幼くして施設を飛び出し、路上でスリをしながら生きてきた子どもです。
弘の手首にはかつて自ら命を絶とうとした傷跡が残っています。誰もが見て見ぬふりをしてきたその傷を、ネジはただ一言「痛かった?」と尋ねます。咎めるでもなく、同情するでもなく、純粋な問いかけとしてのその言葉に弘は心を動かされ、ネジを自分の部屋に住まわせることになります。
弘には重い過去がありました。彼は同作者の前作「KAMUI」の主人公でもあり、病院で別の赤ん坊と取り違えられて育ったという経験を持ちます。取り違え先の家庭で育った「神已(かむい)」と実の妹「小鳩」を事故で失い、その喪失を抱えたまま生きてきたのです。
弘とネジの共同生活を軸に、物語はおおむね1話完結の群像劇として進みます。サーカスの兄弟、母親の抑圧に苦しむ少年、延命治療を受ける祖父を絞殺してしまう女性、双子の姉と違っていくことへの不安を抱える妹など、それぞれ心に傷や葛藤を抱えた人々がネジと出会い、彼女の独特な感性に触れることで少しだけ前を向いたり、あるいは向けなかったりします。そうして物語は全5巻で、ネジ自身が居場所を見つける結末へと静かにたどり着きます。
「コインロッカーのネジ。」の見どころ・魅力
独特の感性を持つ主人公・ネジの存在感
本作最大の魅力は、何といっても主人公であるネジの存在です。善も悪も、生も死も、まるのまま受け止めてしまう彼女には、読者が当たり前だと思っている常識や道徳の枠がありません。自殺未遂の傷跡に「痛かった?」と問い、人を殺した女性のそばに自然と座るネジの姿は、説教的でもなく無関心でもなく、ただそこにいる人間の痛みに触れているだけです。その姿勢に多くの読者が「救われた」と感じている所以でしょう。
詩のような画面構成とスタイリッシュな絵柄
こなみ詔子の作風は、白を大胆に活かした余白の多い画面構成が特徴的です。セリフは少なく、コマとコマの間に心地よい「間」が生まれます。1990年代の作品ですが、読者レビューでも「今の時代に読み返してもしっくり馴染む」「スタイリッシュで少し先をいく作風」と評されるように、時代を超えた洗練を感じさせます。まるで詩集のページをめくるような独特の読み心地は、他の漫画ではなかなか味わえないものです。
1話完結の群像劇が生む普遍的な共感
本作はネジと弘を軸にしながらも、各話で異なる登場人物にスポットを当てる群像劇です。親との関係に悩む子ども、大切な人を失った大人、自分のアイデンティティに迷う少女など、取り上げられるテーマは多岐にわたります。それぞれのエピソードに「自分のこと」として刺さる瞬間があり、何度読み返しても新たな発見がある奥深さを持っています。
前作「KAMUI」とのつながり
八坂弘はこなみ詔子の前作「KAMUI」の登場人物であり、「コインロッカーのネジ。」はその後日談的な位置づけです。「KAMUI」を読んでおくと弘の背景にある重さをより深く理解できますが、本作単体でも十分に楽しめる構成になっています。「KAMUI」もKindle Unlimitedの対象作品(全2巻)なので、合わせて読むとより一層作品世界を堪能できるでしょう。
「コインロッカーのネジ。」の口コミ・評判
読者から寄せられた高評価の声
めちゃコミックでは5点満点中4.7という高い評価を獲得しています。「ストーリー、登場人物達、おしゃれな服装、スッとした人物の体のライン、セリフ、コマの間のあきかたすべてにドキドキしていました。今みても独特のセンスで大好きです」という声や、「こなみ詔子さんの漫画は大好きですが、この話はその中でも一番好きな作品」という熱心なファンの口コミが見られます。
コミックシーモアでも「当時としてもスタイリッシュで少し先をいく作風だった。今の時代に読み返してもしっくり馴染む。淡々とした少ないセリフ、黒と白の対比の美しい絵が、残酷で重いテーマを柔らかく包んでいる」と高評価です。
SNS(X/旧Twitter)での反応
X上では「『コインロッカーのネジ。』はわたしが表現の道に進むおおきな原点のひとつです」(詩人・三角みづ紀氏)という投稿や、「40代後半のオッサンになってから再びこなみ詔子先生に出会えた」という再読の喜びを語る声が見られます。ハンドルネームを作中キャラクター「木鳩」から取っているファンがいることからも、本作がいかに深く読者の心に残る作品かがうかがえます。
また、「いくら探しても見つけられなかった1巻をやっと見つけた!」と紙の本を長年探し続ける読者もおり、紙版の入手が難しくなっている現在、電子書籍で
